人間の脳はつくづく単純だなぁと思った話。
昨日Youtubeを見ていたら「心理実験」の動画があってそのうちの一つに「人間の味覚はモノの値段によって左右されるのか?」という名目があったんですね。これはみるしかないなぁーと思ったわけですよ。
なぜなら僕自身友達に明治のチョコレートをベルギー産の高級チョコだよ、って渡したら「くちどけが…」だの「濃厚」だのいろいろ抜かしてましたからね。ありもしないようなことをバンバン並べていましので。(という体験談)
さて話を戻しまして心理実験動画ですが、その動画では仕掛け人2人が「これからケーキ屋を始める予定だから試食してほしい」と言って15ドルのケーキと55ドルのケーキをそれぞれ試食されるというものです。
気づいた方はいらっしゃると思いますがその2つのケーキ全く同じものです。
材料はもちろん、焼いた時間までもきっちり同じです。
しかし、試食をしている人たちは知ったかぶりがかなり多い様子。
通行人A「(55ドルのケーキを指して)こっちのほうがおいしいわ。15ドルのケーキはぱさぱさしていて」
通行人B「55ドルのケーキのほうがクリーミーだね。あとくちどけも良いよ」
通行人C「15ドルのケーキは素材の味を生かせていないね」
こんな感じです。人間はやはり価格で判断してしまう生き物なのだな、と実感しました。とはいったもののそれは普通のことかと思います。だって安くて超おいしいみたいなものってそうそうないですよね?お店で食べるラーメンとカップラーメン一般的にはお店のラーメンのほうがおいしいに決まってます。
つまり僕が言いたいのはそこじゃなくて。知ったかぶりはやめましょうという話です。
さっきの実験で種明かしされた通行人はすごく恥ずかしがってました。
そんなプロでもなきゃわからないことをあーだのこーだの。
お前に言われる筋合いないわ、と言われてしまえばそれまでですが皆さん、想像してみてください。
ご家族の方が作られたカレー。お父さんが言います。
「このカレーはうまいな。やっぱり母さんの料理はそうそうまねできないよ」
子供が言います。
「確かに。ありがとうお母さん」
ここでお母さんが言います。
「これレトルトなんだけど」
笑いで済むかもしれないし、超きまづくなってお母さんが怒ってくるかもしれません。
普通に「おいしい」といえば何の問題もありません。
無駄に付け足して失敗することのないよう、お気をつけください。
今日のひとこと:蛇足厳禁。